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INTERVIEW

先輩インタビュー

浅見隆弘
INTERVIEW#03
浅見隆弘2006年4月入社

旅客サービス部旅客サービス課 マネージャー

学生時代は飛行機に乗ったこともなかったし、入社まで航空業界の知識は全くなかったので、業務の手順書を自宅に持ち帰って、イチから勉強しました。
仕事がわかってくると、この仕事を教える立場になりたいと思うようになり、まずは、インストラクターという役職を目指しました。
人に教えるためには、自分自身がもっと知識を増やさなければなりません。
どうやったら伝えられるか、どんな言葉を使ったら良いか。
いつも考えていました。
インストラクターの後は、サブチーフ、チーフとステップアップ。
今はマネージャーという管理職です。

時間通りの安全な飛行のために、作業のミスは許されません。
しかし、荷物の端末への入力ミスなど、当社は長く年間のトラブルゼロを達成できずにいました。
荷物の個数のミスは、機内に積載する荷物のバランスに関わり、飛行における重大事象につながりかねません。
ミスをなくすために、スタッフにルールと手順を守らせるにはどうしたら良いか、責任者として悩みました。
私が安全パトロールを実施し、できない人には面談を行なって是正の指導したり、荷物を端末に読み込ませる際に、アラートとなるように1工程増やしたり、日々の朝礼でルールと手順の徹底を促したり。
そうしたことを積み重ねていくうちに、みんなの意識も変わってきて、昨年、初めて年間のトラブルゼロを達成!
大きな達成感を感じました。
業務を委託してくれるANAに、今以上に安全な会社だと思っていただけるように、これからもトラブルゼロを継続していきたいですね。

入社のきっかけ

前職は、スーパーマーケット等の商品陳列什器のメーカーで営業職。
出張が多い仕事で、移動で飛行機を利用する機会も多くて、航空業界が何となく気になっていました。
そんなとき、SASのホームページを見て、みんなで協力・連携して、飛行機を送り出す仕事と知って、「これだ!」と。
もともとチームワークが大事なバレーボールをずっとやっていたのと、デスクワークよりも外で体を動かす仕事がしたかったこともあり、この仕事は絶対自分に向いていると思ったのです。
飛行機の知識も何もありませんでしたが、26歳で転職しました。

仕事をする上で意識していること

今、私の仕事は、部下の管理や指導です。
私自身は体育会系出身で、スパルタで育てられてきたのですが、今の時代はそれではダメですね(笑)。
相手のことをよく考えて話すようにしています。
そうしないと、ついてきてくれないんですよ、若い人たちは。
ただ怒るのではなく、「こうやったら良いんじゃない」と。
その人が改善できるように、うまく導くようにしています。
愚痴を聞いたり、マインド面のフォローも大切ですね。
より良い関係性を構築するために、会話する機会を増やすように心がけています。
今は自分を慕ってくれる部下も多く、他部署の若手も、自分を頼ってくれるんですよ。
16年間やってきたことが間違ってなかった、と嬉しくなりますね。
仕事で積み上げてきた「財産」だと思っています。

こんな人を歓迎します

飛行機がいつも目の前にあり、航空業界に興味がある人には楽しい仕事だと思いますね。
もちろん、航空業界について何も知らなくても大丈夫です。
私も全くの異業種から転職でしたから(笑)。
最初は飛行機のことなんて何も知らなかったのに、今やマネージャーですからね。

当社の作業は1人ではできません。
仕事では多くの人と関わるので、人と話すことが好きな人なら大歓迎です。
逆に人と話すのが嫌いな人には厳しいかもしれませんね。
また、ルールや規律、時間に厳しい仕事なので、日常生活がだらしない人には向かないですね。
あとは、やっぱり作業する上で、体力は求められると思います。

浅見隆弘